はじめに
プロゲーマー同士の試合でもよく繰り広げられる地上戦。
よく聞く言葉が、「置き技・差し込む・差し返し」この3つで地上戦が成り立っており、これらをうまく使いこなせることで有利に試合運びができるのではないだろうか?
それぞれの特徴、および使い方をマスターしていきたい。
置き技とは?
相手との間合いの外で技を置くこと。では何故、技を置くのか?
攻撃技を置くことで、相手の前ステップ、攻撃技の出かかりを潰すことができる。攻撃技のリーチ内に入ってきた相手の行動を潰すことに長けている。
しかし、技を置いてばかりいれば良いというわけではない。差し返し(後述)や弾持ちのキャラに対しては技を置くタイミングで弾を撃たれると被弾するポイントとなってしまう。
逆に自身が弾持ちキャラであれば置き技多めの相手には弾撃ちで対処すると大人しくなるだろう。
置き技に+α:置き技(通常技)を入力した瞬間に必殺技を入力する。これを仕込みと呼ぶ。
仕込みをするメリット
- 相手が置き技にヒットした場合は、必殺技に派生する
- 相手が置き技にヒットしなかった場合は通常技で止まる
こういう使い分けができるので習得したい技術のひとつだ。
技を置くときは相手がどういう行動をするのかを見極めていきたい。
差し込みとは?
相手に技をガードさせられる距離で技を押すこと。
個人的には置き技をするよりは差し込みをおすすめしたい。メリットとしては、ヒット確認できる方であれば通常技ヒットから必殺技とコンボに行ける。ガードされたとしても確定反撃のない技で攻めを展開できる、かつ相手のHPを削ることが可能だ。
主にどういう技を当てに行きたいのか。
- リーチが長く先端距離でも反撃されない技
- リーチの長い下段技(しゃがみ中Kなど)
ストリートファイターでは前歩き後ろ歩きで間合いを調整することが多いので、リーチの長い下段技で相手の動きを制御できる。かつ、下段技から波動拳など反撃をもらいづらい技で牽制するとより安定した差し込みができるだろう。
デメリットはほぼない、ガードさせることが相手の脅威となりえるだろう。
差し返しとは?
相手の技の硬直に対し、技を当てることを差し返しという。
主に相手の置き技に対して大きな威力を発揮する。技の硬直に差し返しダメージリソースになるからだ。差し返しができるのであれば積極的に狙いに行き、試合運びを有利に進めていきたい。
相手キャラの攻撃をガードした時に硬直が長い技に対して、反撃することも差し返しと言うのでここのポイントだけはしっかりと抑えることをおすすめする。対戦中は気付かないにしてもトレモで調べてみると意外と反撃できる技があるので、技の発生とリーチを見ながら差し返す技を頭に入れておくことが重要だ。
もうひとつ相手キャラの攻撃が空振りした時の硬直に対して、技を差し返すことができる。ぶっちゃけこれが一番難しいと思う。プロゲーマーのウメハラさんがいとも簡単にやっているように見えるが、これがいかに難しいか意識し出すと無理みが深い。初心者の方はあまり考えないが吉
地上戦は深い
これらおおまかに3つに分けて説明してきた。地上戦はめちゃくちゃ奥が深い。僕も説明した以上に出来ていないことが多い。
これら3つの要素を簡単にまとめると。
- 置き技 :簡単だが、差し返されるリスクがある(波動拳など被弾するリスクが伴う)
- 差し込み:難しいが、リターンは大きい(立ち回りに影響しやすい)
- 差し返し:簡単でも難しくもないが、知識が伴う(練度は必要)
3つの利点がわかったと思うので、対戦で意識していきたいがこれが頭でわかっていても実践するのが難しい。数をこなして要所要所のポイントを抑えていきたい。
格ゲー始めたばかりの人は簡単な「置き技」からトライすることをおすすめする。慣れてきたら差し込みや差し返しを練習していこう!
これらが出来るようになると格ゲーがより一層面白くなること間違いなし!!
余談
地上戦について沢山書こうと思ったけど、ある程度情報絞ったほうが分かりやすいと感じたので、これくらいまでにしました。
近いうちにベガ専用の記事も書こうかなと思っています~
次回もお楽しみに✊
コメント