【格ゲー上達論】ラインを上げる行動の強さとは?

格ゲー上達論
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はじめに

ゲームをコントロールするうえで、勝敗に作用する「ラインを上げる」という行動。

対戦中に意識的にラインを上げる行動をしていますか?

自ら画面端に下がっている行動はしていませんか?

格闘ゲームは画面端に追いやられるほど不利な状況に陥ります。後ろに下がれるスペースがないので一生攻め継続されたり痛いコンボダメージを貰う事が多いです。

一生相手のターンになって、一方的にやられるなんて経験があると思います。

相手を苦しい状況に持っていくことを出来るのがラインを上げるという行動です。

この「ラインを上げる」を具体的に何をすればいいか紐解いていきます。

①主軸技を中心に立ち回る

各キャラ「リーチの長い技、突進技、波動拳」など、相手に対して抑止力になるような技をどのキャラも1つは持っているはずです。これらの技を以下「抑止技」という事にしておきましょう。

この抑止技、共通している事があります。

  • 相手にガードをさせやすい。

という点です、これだけでラインが上がります。

何故ラインが上がるのか?

  • 攻撃技をガードするとノックバックする
  • 技を空振りさせるために相手が後ろに下がる

抑止技にはこういったメリットがあるので、自然とラインが押し上がります。

その他にも、

  • ゲージが溜まる
  • 相手の体力を削れる
  • 見てから対処が難しい

など、ガードさせればさせるほど自分が優位に立ち回れるようになります。

どういう技を主軸技にすればいいのか?

具体的な例)

  • 波動拳
  • ラシードのしゃがみ強P
  • ベガのダブルニープレス
  • ユリアンのチャリオットタックル
  • セスの剣

これらどの技を振られてもガードする確率の方が圧倒的に多いですよね?

ガードされることは悪ではありません。前述したようにガードさせる程、自分が優位に働く場合の方が圧倒的に多いです。なので、ガードさせる動きは良い行動と捉えましょう。しかし、自分が不利を膨大に背負う技(確定を取られる)でガードさせる動きは良い行動とは言えません。なので先端であれば確定を取られない技や、近距離でガードされても-2Fまでしか背負わない技を振っていきましょう。

このように立ち回りに直接影響する技を振ると相手もそれなりの対処をしてきます。その対処の仕方によって自分の動きも変えていかなければなりません。

対処方法を説明していきます。

②前歩きをする

相手が抑止技を空振らせるために何をするかというと、後ろに下がるという行動だ。

相手は後ろに下がり抑止技に差し返しを狙っている状況が多いです。

この状況に言える事

  • 相手のラインが下がっている
  • 差し返しを狙っている(仮定する)

何ができるかというと、前歩きで距離を詰めれるという事だ。つまりラインが上がる。

他にも前ステで一気に距離を詰める行動もあるが、前ステは硬直に小技で止められるリスクがあるので中間距離であれば微調整できる前歩きが強い行動になる。余程離れているのであれば前ステという行動もあり。

PC版が普及している今、前ステはリスクになりえる行動ということを覚えておくとゲームを理解するうえで重要な項目になるでしょう。

③相手が前歩きをしてくる

波動拳などにおける、弾攻撃に対して相手が前歩きをしてラインを上げて相手にリスクを追わせる行動をしてくる方も多いだろう。

弾攻撃を近距離でガードするほど、弾を撃った側に不利フレームを背負わせることができる。なおかつ、波動拳の出かかりをリーチの長い攻撃で潰せることも可能だろう。

相手が前歩きをする行動に対して何をするのか

  • リーチの長い技でガードさせる、牽制する
  • 牽制技からヒット確認でダメージを取る

つまり相手を追い払う行動をすることで、前述したラインを上げる行動に繋がる。

相手が前歩きをしてラインを上げるという行動を理解していると、対戦に深みが出てくる。相手のリーチの間合いに入ったり出たり、自キャラの強いリーチを保ちながらラインを上げてきたりなど。相手をしていて嫌な行動をするプレイヤーほど地上戦の楽しさが出てくる。

まとめ

  • 主軸技で立ち回りの主導権を握る
  • 相手の間合いを見てラインを上げる
  • 何を狙っているかを簡単に仮定する

これらのラインを上げるサイクルを自キャラで作り上げれるようになると、相手を画面端に追い込みやすくなる。

①相手が嫌がる技をガードさせる。

②嫌がる技に対する相手の反応を見て対処する。

③対処した行動に対して、ラインを上げる行動をする。

この②の対処が難しい部分だが、「相手が下がっていれば距離を詰める」「相手が距離を詰めていれば牽制を振る」など簡単な解釈にすると立ち回りしやすくなるので、難しく考えすぎない事が大切。まずは「この行動にはこれ!」という行動を定めておくと脳のキャパシティーを消費しなくて済む。「この行動にはこれ!」に物足りなくなったら新しい行動を身に付ければよい。

以上、ラインを上げることで相手を画面端に追い込みやすくなる考え方でした。

それではまた…

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